
オンライン英会話のネイティブ講師と非ネイティブ講師、どっちがおすすめ?



初心者から始めるなら、非ネイティブ講師がおすすめ!理由を解説します!
- ネイティブ講師・非ネイティブ講師の違いとおすすめな人
- ネイティブ講師・非ネイティブ講師のメリット・デメリット
- ネイティブ講師+非ネイティブ講師から学べるオンライン英会話
こんにちは、さわでぃです。
この記事を書いている僕は、これまでに30ヶ国以上の講師から学んできました。
未だに、講師選びで迷うことがよくあります。
そこで今回は、「ネイティブ講師と非ネイティブ講師どっちがいいのか?」というテーマで僕の経験から解説していきます。
両者の決定的な違いは、下記のとおりです。
- ネイティブ:英語を第一言語として生活
→アメリカ/イギリス/カナダ/オーストラリアなど - 非ネイティブ:英語が第二言語
→日本/フィリピン/セルビアなど
この記事を読むことで、双方のメリットとデメリットが分かり、快適なレッスンに繋がります。
では、いきましょう。


- 30代、ごく普通の会社員
- 英会話教室を早々に挫折
- TOEIC385でオンライン英会話に挑戦
- 初回は見事に撃沈
- なんだかんだ5年継続中
- 話した外国人→400人以上
- 100ヶ国以上の講師と話したい
- 初心者向けオンライン英会話に詳しい
- 趣味→料理、読書、筋トレ
結論:英会話初心者なら「非ネイティブ講師」がおすすめ


僕の経験から言えることは、英会話初心者には「非ネイティブ講師」が圧倒的におすすめです。
- 言語学習の理解がある
- 聞き取りやすい
- いろんな国の人と話せる
- 受講料が安い
言語学習の理解がある
1つ目は、非ネイティブ講師はネイティブ講師に比べて英語学習の大変さを理解しているということです。
なぜなら、非ネイティブ講師のほとんどは、英語を第二言語として学んでいるからです。
そのため、学習者がつまづきやすいポイントを熟知している講師が多いです。
- 日本語と英語の文法構造は全然違う
- 英語の「L」や「R」の発音は日本人には難しい
- 英語は音の連結や脱落によって聞き取りづらい
英語を自然に身につけてきた、「英語ネイティブだから教え方も上手い」とは限りません。
「聞き取りやすいように話してくれる」といった細かな調整が上手なのは「非ネイティブ講師」だと感じています。
聞き取りやすい
2つ目は、非ネイティブ講師の英語はネイティブ講師よりも聞き取りやすい傾向にあるということです。
- 簡単な文法を使ってくれる
- ゆっくり話してくれる
- 聞き取りづらい箇所は強調
洋画や海外ドラマでよく聞く、「砕けた表現」や「スラング」はほぼありません。
学校で習ってきた「馴染みのある表現」を使ってくれるため、聞き取りやすいです。
いろんな国の人と話せる
3つ目は、いろんな国の講師から学べるということです。
世界の英語話者のほとんどが、「非ネイティブ」に属します。
世の中、「英会話講師と言えば英語圏」という限定的なイメージがあります。



世界に目を向けると、すごい先生がたくさんいるよ!
例えば、ネイティブキャンプやDMM英会話では、100ヶ国以上の講師から学べることで有名です。
一般的にイメージされる英語圏は、アメリカやイギリスなど7ヶ国ほどしかありません。
しかし、視野を広げると、英語を日常的に使用する国はたくさんあります。
特に、シンガポール、フィリピン、セルビアでは、ネイティブ並に流暢な英語を使う方が多いです。
オンライン英会話には、世界中の講師から英語を学ぶチャンスが転がっています。



日本から遠く離れた国の人々と情報交換したり、共感できるのは独特の嬉しさがあります!
受講料が安い
4つ目は、ネイティブ講師に比べてレッスン料金が安いということです。
レッスン料金は、講師が居住する国の物価に依存します。
例えば、アメリカやイギリスのネイティブ講師の場合、1レッスン1,000円前後とやや高めの設定となっています。
一方、非ネイティブ講師は、1レッスンあたり200円前後で受講できることもあり、圧倒的にコスパが良いのが特徴です。



「たくさん話して、英語に慣れる」ということが最優先の初心者にとっては、まず「量」をこなすことが最短ルートです!
僕自身も、初心者の頃はとにかく話す機会を増やすために、非ネイティブ講師とのレッスンを集中的に受講していました。
最初の頃は「質より量」を重視することで英語を話すことへの抵抗がなくなり、徐々に自信がついていったと感じています。
なぜ、質より量が大事なのかについては、下記の記事で詳しく解説しています!


オンライン英会話「非ネイティブ講師」のデメリット


僕の経験から、非ネイティブ講師から学ぶデメリットとなりやすいポイントは、次の3つです。
- 自国訛りは避けられない
- 教え方にバラつきがある
- 通信が不安定になりやすい
- 自国訛りは避けられない
- 教え方にバラつきがある
- 通信が不安定になりやすい
自国訛りは避けられない
1つ目は、非ネイティブ講師が話す英語には多少の訛りがあるということです。
例えば、「日本語訛り」の英語では次のようになります。
英語 | 日本語訛り |
---|---|
drink | drinku |
dog | dogu |
bag | bagu |
desk | desku |
book | booku |
英単語のほとんどは「子音」で終わります。
しかし、日本語のほとんどが「母音」で終わるため、英語を話す時も語尾をはっきり話す人が多い印象です。
このような訛りは、日本語に限らず、各国の母国語に依存します。
世界の約8割は非ネイティブと言われています。



ほとんどが母国語ベースの発音で英語を話しているということです!
教え方にバラつきがある
2つ目は、各オンライン英会話によって教え方にバラつきがあるということです。
理由として考えられることは、講師の採用基準が各オンライン英会話によってバラバラということです。
中には、「TOEIC750点以上で採用」としている会社もあります。
講師の質が一定でない場合、人によってはストレスになるかもしれません。
- 自分の発音の方が講師より上手い
- 説明が分かりにくい
- 進行がマニュアルどおり
上記は、僕自身の経験談です。
効果的な学習環境を整えるため、「受講者の評価」や「講師の実績」をしっかり確認するようにしています。
通信が不安定になりやすい
3つ目は、通信が不安定になる確率がネイティブ講師よりも高いということです。
非ネイティブ講師から学ぶの魅力の1つに、世界中の講師とつながれる点にありますが、講師が住む地域によっては、ネット環境が日本ほど整っていないこともあります。
そのため、レッスン途中で音声が乱れたり、映像が一時的にフリーズするなど、通信トラブルが発生することもよくあります。
- 講師の声が聞こえない
- 映像が止まる
- 受講者の声が講師側に届かない
特に初心者の方にとっては、受講中のちょっとしたトラブルでも不安や焦りを感じやすため、レッスンに支障が出るかもしれません。
「通信トラブルはどうしても避けたい」という場合は、QQEnglishのような自社オフィスからレッスンを提供しているオンライン英会話がおすすめです。



QQEnglishは、全講師が「正社員かつオフィス勤務」という好条件です!
QQEnglishについては、下記の記事で詳しく解説しています!


オンライン英会話「ネイティブ講師」のメリット


ネイティブ講師から学ぶメリットは、次の3つです。
- 発音が上手くなる
- 聞く力が向上する
- 自信がつく
発音が上手くなる
「発音をしっかり身につけたい」という方には、ネイティブ講師のレッスンがおすすめです。
非ネイティブ講師は英語を流暢に話せる優秀な先生が多い一方で、地域によっては自国特有のアクセントが強く残っている場合もあります。
そのため、正確な発音を学びたい場合には、ネイティブ講師から直接学ぶことで自然な発音を身につけやすくなります。



僕自身、「TH」「L」「R」などの日本人が苦手としやすい音を、ネイティブ講師に細かくチェックしてもらいながら練習しました!
音の違いに敏感なネイティブだからこそ、自分では気づきにくい発音のズレにもすぐに気づいて、的確に修正してくれるのが大きなメリットです。
聞く力が向上する
2つ目は、リスニング力が鍛えられるということです。
「ゆっくりとした英語は聞き取れるけど、洋画はほとんど聞き取れない。」
おそらく多くの人が陥る悩みだと思います。
ネイティブ講師から英会話を学べば、リスニングがさらに向上するかもしれません。
なぜなら、聞き取れない原因が明確になるからです。
- リンキング
→tell us(テラス) - リダクション
→good(グッ) - フラッピング
→better(ベラー)
上記の3つは、僕自身がリスニングで「ネック」になる部分です。
リスニングが苦手な人は、「リンキング」「リダクション」「フラッピング」を理解することで、改善できるかもしれません。
これは僕の経験から言えることです。



「tell us(テルアス)」「better(ベター)」「good(グッド)」とは発音しないよ♪
自信がつく
3つ目は、「ネイティブ講師との学びが自信つながる」ということです。
ネイティブ講師とのレッスンを続けることで、少しずつ英語を躊躇なく話せる自分に気づけるはずです。
その背景には、「英語ネイティブと会話ができている」という、確かな自己肯定感が育まれていくからです。
僕自身も最初はネイティブ講師とのレッスンにハードルの高さを感じていましたが、回数を重ねるうちに耳が慣れ、表現の幅が広がり、少しずつ自信がついてきました。
- ネイティブ講師の会話スピードに慣れてきた
- 言葉のキャッチボールができるようになってきた
- ネイティブと緊張せず話せるようになってきた
上記のような成功体験が、英語学習を続ける上で何よりの原動力になります。
オンライン英会話「ネイティブ講師」のデメリット


ネイティブ講師から学ぶデメリットは、次のとおりです。
- 会話スピードが速い
- レッスン料金が高い
- 講師数が少ない
会話スピードが速い
1つ目は、ネイティブが話すスピードに慣れていないと会話についていけないということです。
英語学習を始めたばかりの方にとって、ネイティブ講師のナチュラルな話し方は非常に速く感じます。



ネイティブ講師との会話は、まさに「映画の会話シーン」のようにテンポよく進んでいきます。
そのため、ある程度リスニング力が備わっていないと会話についていくのが難しいと感じるかもしれません。
実際、僕が初めてネイティブ講師とレッスンを受けた時も、相手の話すスピードについていけず、気づけば会話の主導権は講師側に。
自分から話す余裕がなかったので、「レッスンの大半がリスニングだった」という経験があります。
ネイティブ講師とのレッスンは確かに実践的で刺激的ですが、初心者のうちはリスニング力とスピーキング力を段階的に鍛えながら学習を進めた方が、無理なく続けやすいですよ!



もしネイティブから学ぶなら、「発音」や「カランメソッド」がおすすめです!教材どおりに進むので、初心者でもついていけます!


レッスン料が高い
2つ目は、ネイティブ講師はレッスン単価が高いということです。
例えば、「ネイティブキャンプ」というオンライン英会話では、次のようになります。
- 通常プラン
→7,480円 - ネイティブプラン
→17,280円
上記のように、2倍以上の価格差があります。
これは、他のオンライン英会話にも共通して言えることです。
ネイティブ講師の1レッスンの料金相場は、1,000円前後である場合がほとんどです。



非ネイティブ講師であれば、1,000円で2~3回のレッスンが受講できてしまうということです!
講師数が少ない
3つ目は、ネイティブ講師の数が限られているということです。
世界の英語話者のうち約8割は、「非ネイティブ」が占めており、英語を母語とするネイティブスピーカーは全体のわずか2割程度にとどまります。



そのため、オンライン英会話に在籍する講師数も、ネイティブ講師より非ネイティブ講師の方が圧倒的に多いのが現状です。
さらに、時差の影響も重なります。
- アメリカ
→14時間 - イギリス
→8時間 - 南アフリカ
→7時間 - オーストラリア
→1時間
アメリカ在住のネイティブ講師の場合、日本のゴールデンタイムである17~21時に予約を取ることはやや厳しいかもしれません。
一方、イギリス、オーストラリア、南アフリカなどは、時差が比較的少ないため、希望の時間帯にレッスンを受けやすいかもしれません。
ネイティブ講師と非ネイティブ講師が在籍するオンライン英会話





ネイティブ講師と非ネイティブ講師との違いは分かったけど、両方から学べるオンライン英会話ってあるの?



僕の経験から、おすすめできるオンライン英会話を3つご紹介します!
- レアジョブ英会話
- DMM英会話
- ネイティブキャンプ
レアジョブ英会話
レアジョブ英会話 | |
---|---|
日常英会話コース | 【月8回】 4,880円 【毎日25分】 7,980円 【毎日50分】 12,980円 【毎日100分】 21,480円 |
ビジネスコース | 【毎日25分】 12,980円 |
ネイティブパス (日常英会話) | 【毎日25分】 15,980円 【毎日50分】 20,980円 【毎日100分】 29,480円 |
ネイティブパス (ビジネス) | 【毎日25分】 20,980円 |
開講時間 | 6時〜25時 |
レッスン時間 | 25分 |
教材の種類 | 5,000種類 |
講師の国籍 | 5ヶ国以上 |
ネイティブ講師 | 20名程度 |
非ネイティブ講師 | 1,000名以上 |
日本人講師 | 40名程度 |
無料体験 | 2回 |
公式サイト | レアジョブ英会話 |
レアジョブ英会話は、講師採用率が1%と狭き門をクリアした講師陣で運営されています。
日本人講師からのサポートレッスンが受けられるため、初心者にも安心です。
加えて、レッスンを始めるためのスターター向け教材が豊富に揃っています。
レアジョブ英会話は、2023年8月からネイティブ講師によるレッスンをスタートしました。
新サービスであるため、ネイティブ講師の数はまだまだ少ないのが現状です。
しかし、英語の需要がますます高まっているため、今後に期待できます。


DMM英会話
DMM英会話 | |
---|---|
スタンダードプラン | 【月8回】 4,880円 【毎日1回】 6,980円 【毎日2回】 11,980円 【毎日4回】 19,980円 |
ネイティブプラン | 【月8回】 12,980円 【毎日1回】 19,880円 【毎日2回】 38,980円 【毎日4回】 72,980円 |
開講時間 | 24時間 |
レッスン時間 | 25分 |
講師の国籍 | 120ヶ国以上 |
ネイティブ講師 | 1,000名以上 |
非ネイティブ講師 | 4,000名以上 |
日本人講師 | 400名以上 |
無料体験 | 2回 |
公式サイト | DMM英会話 |
DMM英会話は認知度No.1のオンライン英会話です。
教材数が、10,000以上と豊富に揃っており、レベルに応じた学びができる環境が整っています。
ネイティブ講師や日本人講師も多数在籍しているところも魅力です。
講師の自己紹介動画があるため、ある程度雰囲気を知ったうえで受講できます。



会員限定で英語学習アプリ「iKnow!」(通常1,510円)が無料です!


ネイティブキャンプ
ネイティブキャンプ | |
---|---|
回数プラン | 【月8回】 5,450円 |
プレミアムプラン | 【受け放題】 7,480円 【家族2人目〜】 1,980円 |
ネイティブオプション | 【受け放題】 17,280円 【家族2人目〜】 11,780円 |
チョコっとキャンプ | 【1日10分】 2,980円 |
開講時間 | 24時間 |
レッスン時間 | 5〜25分 |
講師の国籍 | 130ヶ国以上 |
ネイティブ講師 | 2,800名以上 |
非ネイティブ講師 | 11,000名以上 |
日本人講師 | 900名以上 |
カランメソッド | ● |
無料体験 | 7日間 |
公式サイト | NativeCamp. |
ネイティブキャンプは、年齢やレベルを問わず、利用しやすいオンライン英会話です。
- 定額でレッスン受け放題
- 5分単位で時間調整可能
- 予約なしでレッスン可能
上記のように、ライフスタイルに合わせやすいサービスとなっています。
そのため、思い立った時にいつでも英会話が学べる環境が手に入ります。
講師数は、13,000名以上と他社に比べて群を抜いています。



世界中に講師がいるので、24時間好きなタイミングでレッスンができます!


ネイティブと非ネイティブ講師まとめ:自分に最適な選択を!


ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は、「ネイティブ講師か非ネイティブ講師どっちがいい?」というテーマで解説しました。
僕の結論は、「オンライン英会話初心者なら非ネイティブ講師がおすすめ」となります。
なぜなら、「レッスン料が安くて、場数が踏める」ことが最大の魅力だからです。
今回ご紹介したオンライン英会話では、無料レッスンが体験できます。
この機会にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
ということで、今回は以上です。
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