オンライン英会話を1年続けたのに、英語が思ったように話せない。どうしたらいい?
「1年やったけど話せない」←おそらく、大半の方が同じ結果です。この記事では、2年、3年と長く継続していける方法をご紹介します!
- オンライン英会話を1年続けてみた僕自身の体験談
- オンライン英会話を1年続けても英語が話せない理由
- オンライン英会話1年目で英語が話せない時の対処法
こんにちは、さわでぃです。
「オンライン英会話を1年継続しているのに、思ったほど話せるようにならない」と悩んでいませんか?
僕自身も、オンライン英会話を4年以上継続していますが、「思ったほど話せないなぁ」と悩んだことが多々あります。
そのままダラダラと続けていては、焦りとモチベーションの低下に繋がるため、早めの対策が必要です。
そこで、この記事では、「オンライン英会話を1年続けたのに話せない原因と対処法」というテーマで解説します。
オンライン英会話を利用中の方、これからオンライン英会話をスタートする方は、ぜひ参考にしてみてください。
では、いきましょう。
- 30代、ごく普通の会社員
- 英会話教室を早々に挫折
- TOEIC385でオンライン英会話に挑戦
- 初回は見事に撃沈
- なんだかんだ5年継続中
- 話した外国人→400人以上
- 100ヶ国以上の講師と話したい
- 初心者向けオンライン英会話に詳しい
- 趣味→料理、読書、筋トレ
結論:オンライン英会話1年目で英語が話せないのはよくあること
さっそく結論ですが、「オンライン英会話を1年継続したけど、思ったほど話せるようにならない」というのはよくあることです。
実際に僕自身がそうでした。
1日25分のレッスンを1年継続したところで、おそらくペラペラと英語が話せるレベルには達しません。
1年目でしっかり効果を得るには、留学と同じくらいの時間を英会話に投下する必要があります。
僕の1年目の成果とその後
僕がオンライン英会話を始めた当初は、TOEICスコア385からのスタートでした。
- オンライン英会話0年目
TOEIC385
会話が成り立たない - オンライン英会話1年目
TOEICスコア520
自分の意見をかろうじて話せる
イメージとしては、こんな感じです。
ほとんど話せない状態からのスタートでしたので、初めの頃は「受講するだけで精一杯」という感じで消耗していました。
とはいえ、継続は力なりということもあり、、、
めちゃくちゃ頑張る→ちょっと疲れる→焦りを感じる→頑張る→ちょっと話せる→リスニングで苦戦→TOEICを受験→課題の発見→思ったより伸びない→予習復習も頑張る→ちょっと伸びた感じ
こんな感じで、壁にぶち当たりながら試行錯誤を続け、成長しています。
スグに話せる奇跡はない
書店などを巡っていると、「3ヶ月でペラペラ話せる」という即効性のあるタイトルが目立ちますが、あれは奇跡です。
仮に話せるようになったとしても、一時的な詰め込み作業で、その後、消耗して英語が嫌になってしまうことでしょう。
良い面だけで判断するのは、かなり危険なことでして、本質を理解しておくことが大切です。
日本語のように、「毎日毎日英語を使い続ける」ということが最も近道なのです。
3ヶ月である程度話せる?
スグにペラペラ話せないとしても、「簡単な英語を使って少し会話ができる」程度なら、3ヶ月で達成可能です。
なぜなら、日本人は既に実用的な文法や単語を学生時代に学んでいるからです。
カタコトに近いレベルかもしれませんが、外国人との会話は成立します。
僕自身、中学で学んだことを3ヶ月間「復習+アウトプット」をやり込んだ結果、自己紹介や趣味といった身近な会話ができるようになりました。
「ペラペラ話せるようになる」という大きな目標を持つことは大切です。
しかし短期的には、既に持っている知識を活かすほうが「英語が話せる」ことを実感しやすくなります。
オンライン英会話を1年やっても思ったほど英語が話せるようにならなかった5つの理由
僕自身のオンライン英会話1年目の成果は、「簡単な英語は使えるものの、思ったほど話せない」という結果でした。
つまり、3ヶ月目の自分とレベルが大して変わっていなかったということです。
伸び悩んだ原因として考えられることは、下記のとおりです。
- 受講して満足していた
- 受け身で受講していた
- 受講頻度が落ちた
- 自主学習が不足していた
- 何度か諦めそうになった
受講して満足していた
レッスン受講後は、「今日は学んだ!」という達成感があります。
しかし、それではまだまだ学習量が不足しています。
レッスンでは、「発音できなかった単語」や「思うように伝わらなかったこと」など、何かしら課題があるはすです。
「毎日受講しているから大丈夫」と満足するのではなく、レッスンごとの振り返りは大切です。
日々の試行錯誤によって、ゆっくりとその効果が現れてきます。
受け身で受講していた
英語でうまく表現ができない時期は、どうしても発話量が少なくなってしまいがちです。
僕自身、英会話に慣れるまで「完全に講師任せ」という状態で受講していました。
疑問があっても、「何て伝えればいいかわからないし、まあいいか」とスルーすることがよくありました。
質問をしたり、自分がやりたいことを提示するなど、積極的にレッスンに参加することで、学んだ知識が血肉となっていきます。
「レッスン中にどれだけ話せたか」で成長スピードは変わってきます。
僕自身、QQEnglishというオンライン英会話で、「カランメソッド」や「REMS」というレッスンにチャレンジしています。
他のレッスンに比べ、発話量が圧倒的に多く積極的に学べるので、「本気で英語が話せるようになりたい」という人にかなりおすすめです。
受講頻度が落ちた
オンライン英会話は、受講回数を自分で自由に調整できることが魅力ですが、それはデメリットでもあります。
なぜなら、「疲労」や「食事の誘い」を言い訳に、レッスンを簡単に後回しできてしまうからです。
僕自身、繁忙期や飲み会が重なる月は、週1回、週2回ペースで受講していたことがありました。
受講ペースが乱れてしまうと、「中だるみ」のようなモチベーションになりがちです。
自主学習が不足していた
以前の僕は、「受講していればそのうち上達するだろう」と過信していました。
つまり、自主学習をやらない理由を作っていたということです。
- 話すことを事前にまとめていない
- レッスンのイメージができていない
- 同じようなことを毎回指摘される
などなど、レッスンの効果は毎回イマイチという状態でした。
予習復習を疎かにすると、どれだけ高品質なレッスンを受講したとしても、結果は毎回似たようなものになります。
何度か諦めそうになった
僕自身、最初の半年は精力的にオンライン英会話に取り組んでいました。
しかし、半年が過ぎた頃から「日本にいながら英会話を身に付けるのは難しい」と思い始め、半ば諦めかけていました。
そして、1年が経過した頃、「もうやめようかな」と自己嫌悪に陥ることに。
しかし振り返ってみると、当初は「週3ペースくらいでやっていれば英語は話せるようになるだろう」という安易な考えがありました。
事実として、そんな簡単にペラペラ英語が話せるようになるはずがありません。
英語を日本語のように表現できるようになるには、継続的な努力と工夫が必要不可欠です。
ある日、講師から「英語は細く長く続けなさい」という言葉をいただきました。
それ以降、「焦らず、少しづつ進めていく」というスタンスで続けています。
オンライン英会話を1年続けても英語が話せない人がやるべき5つのこと
「オンライン英会話を1年続けても全然話せるようにならない」という場合、下記の5つを確認してみましょう。
- 基礎をやり直す
- 受講頻度を見直す
- 教材内容を見直す
- 周りに公言する
- 魔法を否定する
基礎をやり直す
「オンライン英会話を継続しているのに全然言葉が出てこない」という場合は、基礎力が低下してきているのかもしれません。
単語や文法は、使わないと忘れてしまうため、定期的な復習は必要です。
文法書のおすすめは、「一億人の英文法」です。
実用的に使える文例が揃っているので、話すための文法書として活用できます。
受講頻度を見直す
1つ目は、受講回数を見直すということです。
例えば、週1回のレッスンなら、週3回に増やしてみるといった具合です。
受講回数を増やすことで、試行錯誤の機会が増えるため、課題発見と克服のチャンスが増えます。
また、「毎日受講しているけど、予習復習ができていない」という場合は、受講頻度を少なくするということも検討してください。
僕自身、「最近レッスン効果がイマイチかも」という時は、受講数を減らし、自主学習を増やすようにしています。
単純なことですが、学習効率を見直す上で非常に有効な対策です。
教材内容を見直す
1年であまり効果を感じない場合、使用教材についての見直しが必要です。
なぜなら、自身のレベルに見合わない教材を選択している可能性があるためです。
- 人気教材だからという理由で上級者向け教材を使っている
- 基礎知識はあるのに、不安だからと文法レッスンばかり受講している
上記のような受講スタイルでは、学習効果が低くなりがちで、伸び悩む可能性が高いです。
僕自身、最初の1年目は文法教材をメインとしていたため、「英語で自分の意見を伝える練習」とは程遠いものでした。
レッスンを受講していくうちにレベルも上がっていくため、教材の定期的な見直しは必須です。
試験を受けてみる
レッスン効果を確認するためにも、試験を受けてみることもおすすめです。
試験に申し込むことで、「苦手分野の明確化」や「課題の発見」に繋がり、モチベーションが維持しやすくなります。
例えば、TOEICスピーキングテストを1ヶ月前に申し込んだ場合、
- 伝え方を試行錯誤する
- 単語や文法を確認する
- 発音矯正に意識が向く
など、今からやるべきことが明確になり、レッスンの集中度合いも変わってきます。
試験対策で学んだことが、後々の英会話学習にじわじわと効いてくるので、機会があるならTOEICなどにチャレンジしてみてください。
周りに公言する
「英会話をこっそりやっている」という人も多いと思います。
しかし、周りに公言したほうが、「周りに知られている」という程よいプレッシャーがあり、モチベーション維持に繋がります。
例えば、「お酒やめたんだ」と周りに言いふらしたとしましょう。
そして飲み会で、お酒を注文していたら「あれ?お酒やめたんじゃないの?」というように逐一聞かれます。
そんな感じで、「オンライン英会話を毎日やってるんだ」と周りに公言しておけば、
「やめたくてもやめられない」
「ある程度結果を出さないと」
という状況に身を置くことができます。
魔法を否定する
世の中、「短期間でネイティブ並みに上達」とか「これさえ覚えればペラペラ話せる」といった情報が溢れています。
これを鵜呑みにしまう人も少なくありません。
しかし、僕自身の経験から「英語マジック」のようなものは、存在しません。
以前の僕は信じていましたが、そんな夢のような魔法にかかることは一度もありませんでした。
焦りや不安がある時こそ、「すぐに上達!」などの魅力あるキャッチコピーに惹かれてしまうものです。
しかし、それは英会話初心者には無関係なモノです。
今、英語が話せる人は地道に努力し続けてきた人であって、近道なんてなかったはずです。
諦めずに継続してきたからこそ今があるわけで、今でも努力し続けているはずです。
おそらく大半の人が、「魔法を信じたが故に、早々に学びを諦めていく」だと思います。
僕は、「魔法を否定し、コツコツ学ぶ」の一点張りで4年間継続しています。
オンライン英会話を1年続けても英語が話せない理由と対策まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
オンライン英会話1年目でスラスラと話せるようになるには、ただただ継続するだけでは不十分です。
インプットとアウトプットのバランス、日々の試行錯誤の積み重ねが必須です。
最後に、この記事のおさらいです。
- 受講して満足してしまう
- 受け身で受講している
- 受講頻度が少ない
- 自主学習が不足
- 半ば諦めている
- 受講頻度を見直す
- 教材内容を見直す
- 試験にチャレンジ
- 周りに公言してみる
- 魔法を否定する
英会話上達の鍵は、継続と試行錯誤です。
「オンライン英会話を1年利用したけどうまく話せない」なら、原因を知り対策を実行していきましょう。
僕自身も、まだまだ未熟です。
ともに成長の階段を上っていきましょう。
ということで、今回は以上です。
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