カランメソッドにチャレンジしたいんだけど、ついていけるかな。途中で挫折してしまうかも。
この記事では、僕自身の体験談からそんな疑問や悩みを解決します!
- カランメソッドについていけない!挫折する5つの原因
- カランメソッドで挫折しないための6つの対策
- 僕自身が、3ヶ月目に挫折したリアルな体験談
こんにちは、さわでぃです。
この記事を書いている僕は、オンライン英会話歴4年。
現在は、「QQEnglish」というオンライン英会話でカランメソッドを継続しています。
カランメソッドは通常レッスンの4倍の効果があると言われています。
しかしその一方で、ルールがシビアなため、「人によってはついていくのが難しい」というデメリットがあります。
そこで、今回は「カランメソッドについていけず挫折してしまう原因と対策」について解説していきます。
この記事を読むことで、カランメソッドに行き詰まった時にどう対処すればいいのかが分かります。
ではいきましょう。
- 30代、ごく普通の会社員
- 英会話教室を早々に挫折
- オンライン英会話歴4年
- 趣味→料理、読書、筋トレ
- TOEIC385→705
- 話した外国人→400人以上
カランメソッドについていけない!挫折しやすい5つの原因
僕が思う、カランメソッドについていけず、挫折してしまう原因は、次のとおりです。
- 復習をしていない
- スピード感がある
- 楽しいとは言えない
- ステージが長い
- 例文が実用的ではない
復習をしていない
カランメソッドについていけない理由の1つ目が、復習をしていないことです。
カランメソッドのレッスンは、「前回の復習」がメインです。
そのため、復習をやらないで受講してしまうと、前回と同じような結果になってしまいます。
カランメソッドは予習より復習がとても大切です!
スピード感がある
カランメソッドは、他の教材と違い、スピード感のあるレッスンです。
そのため、スピードについていけず、諦めモードになってしまいがちです。
僕自身、初回のレッスンで「これはちょっと無理かも」と感じました。
しかし、復習と回数を重ねていくうちに、なんだかんだついていけるようになっています。
楽しいとは言えない
3つ目の理由は、英会話学習の楽しさに期待できないということです。
英会話と言えば、「フリートークで楽しく学ぶ」というイメージが多いと思います。
しかし、カランメソッドは、筋トレのような感覚でストイックに学ぶトレーニングです。
- ひたすら反復トレーニング
- 会話スピードが速い
- 間違えたら即指摘される
- ひたすらシャドーイング
- 英語脳が鍛えられる
イメージとしては、常に「早く、早く」と返事を急かされる感じです。
雑談や質問は基本的に禁止です。レッスンは淡々と進みます!
1ステージが長い
4つ目の理由は、1つのステージを攻略するのに時間がかかるということです。
カランメソッドは1~12のステージがあります。
1ステージを攻略するには、40回のレッスン時間が必要です。
仮に毎日1レッスン受講すると、12ステージを終わらせるのに約2年ほどかかります。
これだけ先が長いと挫折する理由も分かる気がする。。
例文が実用的ではない
5つ目は、使用する例文が実用的ではないという理由です。
カランメソッドで使用される例文は、日常では使いにくい文章が多いです。
Do you agree that Paris is an ugly place?
「パリは酷い国だということに同意しますか?」
上記のような例文では、「agree」と「ugly」の発音のわずかなニュアンスの違いを理解できるかどうかが問われています。
カランメソッドの特徴として、例文に必ずポイントとなる単語が入っています。
1単語だけ音読するのは簡単だけど、文章として読み上げると「音の連結」などの関係で急に読みにくくなります。
そのあたりを意識すると、学習の効果が上がります。
カランメソッドに挫折せずついていくための6つの対策
僕が実践している、挫折しないための対策は次の5つです。
- 復習をしっかり行う
- 期待値を下げる
- ストレスに感じたら休む
- やめどきを設定しておく
- 試行錯誤を繰り返す
- 他のレッスンと組み合わせる
復習をしっかり行う
カランメソッドについていくためには、やはり復習必須です。
レッスンは、録音されるためレッスン前に前回の復習をサクッとしておきましょう。
時間がない場合は、前回レッスンで苦手に感じた箇所だけでも確認しておくと結果は変わります。
僕自身、復習をやらずにレッスンを受講すると必ずと言っていいほど同じ場所で間違えます。
復習をやるかやらないかで結果は多きく変わるので、5分でも10分でも振り返っておきましょう。
期待値を下げる
カランメソッドの効果に期待しすぎる余り、現実とのギャップで挫折してしまいがちです。
「カランメソッドでネイティブ並みに話せるようになる」と高い目標を持つことは大切です。
しかし、まずは「前回上手く言えなかった部分を攻略する」など、小さいところからコツコツ取り組むことが大切です。
目標のステップを細かくすることで、一歩ずつ進んでいくように、小さな達成感を感じつつ継続できるようになります。
ストレスに感じたら休む
カランメソッドにストレスを感じる時は、一時的に休んでみたり、別のレッスンに集中することをおすすめします。
1ヶ月ほど期間を空けると、「そろそろやらないとまずい!」という活力が湧いてくる場合が多いです。
僕自身、カランメソッドで挫折しそうになった時は、フリートークやディスカッションで英会話を楽しみます。
フリートークやディスカッションは実践的な学びなので、「言葉に詰まる」などの課題発見に繋がります。
そしてその課題をカランメソッドで攻略していきましょう。
やめどきを設定しておく
カランメソッドは12のステージに分けられています。
1ステージにつき、約40回のレッスンが必要です。
やみくもに、12ステージまで突き進める人はごく稀です。
そこで、やめるタイミングを設定しておくことをおすすめします。
「○○ステージまでで、○○が身についたらやめる」という基準を設定しておくと学習が進めやすくなります。
カランメソッドを半年や1年スパンで計画すると、ダラダラと続けてしまう可能性があります。
ステージで区切りをつけておくと、目標が明確になり、「○○ステージまでは頑張ろう」という気持ちに変わります。
試行錯誤を繰り返す
トライアンドエラーを繰り返すことで学びが楽しくなるかもしれません。
例えば、発音を改善したい場合、
- 講師の真似をしてみる
- 舌の動かし方を意識してみる
- 口の動かし方を変える
- お腹から声を出してみる
- 自分の声を録音で聞く
上記のような小さな工夫の繰り返しが、やがて実を結ぶことに繋がるかもしれません。
カランメソッドで使われている文章には「L」「R」「TH」など、日本人が苦手とする単語がたくさん盛り込まれています。
そのため、向上心が高ければ高いほど、試行錯誤する機会が増え、発音が上達していきます。
「発音」は、やればやるだけ効果を実感しやすい分野です!
他のレッスンと組み合わせる
カランメソッドと並行して、他のレッスンにも挑戦しましょう。
なぜなら、カランメソッドだけでは英会話の上達を実感しにくいからです。
カランメソッドで身に付けた、「会話の瞬発力」を実際の英会話で試してみましょう。
僕自身、QQEnglishでカランメソッドを受講した後、「違うレッスンで色々話したいなぁ」という気分になります。
そしてその勢いに身を任せ、「ネイティブキャンプ」というオンライン英会話へ。
ネイティブキャンプは、予約なしでレッスン受け放題のオンライン英会話です。
「ちょっと物足りない」と思った時に、気軽に利用できるため重宝しています。
カランメソッドで身につけた「発音」や「文法」は実際の会話で役立つので、いろんなレッスンで効果を試してみましょう。
カランメソッドは継続することでついていけるようになる!
挫折しやすいと思われがちなカランメソッドですが、継続すれば効果は絶大です。
- 基礎の土台が出来る
- 会話スピードに慣れる
- 英語脳が鍛えられる
英会話で最も大切な、英語を英語で理解する効果的なトレーニングです。
1つのセンテンスを最低4回は復習できるように設計されています。
なので、僕のように「復習が苦手な人」にとってうってつけのレッスンだと言えます。
序盤はそこそこ大変ですが、「レッスン→復習」の繰り返しで徐々についていけるようになります!
カランメソッド3ヶ月目でついていけず挫折したリアルな体験談
僕自身がカランメソッドで挫折した経験とどのようにして克服したのかについてご紹介します。
- 最初の3ヶ月で飽きた
- 一時的に休む
- 週2〜3回に減らした
最初の3ヶ月で飽きてしまった
僕は、2023年4月からカランメソッドを始めましたが、7月後半くらいには挫折してしまいました。
- 受講回数
→70回程度 - 達成ステージ
→ステージ1、2
上記の状況から推測できると思いますが、「ほぼ毎日受講しているのに、なかなか進まない」と絶望しました。
先は長く、そして、「受講するだけお金がもったいない」と思うようになってしまったのです。
今から考えると、内容より「ステージを達成すること」が目的になってしまっていました。
一時的に休む
このまま続けるのはマズイと思い、一時的にカランメソッドから外れました。
そして、カランメソッド以外のレッスンを受けることにしたのです。
しかし、、、
- 他のレッスンだと発話量が少ない
- 4技能をバランス良く学べない
- 同じフレーズを反復する機会がない
- 会話のプレッシャーがない
さまざまなレッスンを受講する中で、カランメソッドの効率的な学びに気付くことができました。
同時に、この経験を通じて、自身の考え方や学習方法を見直す良いきっかけとなりました。
週2~3に減らし再開
数日後、一旦諦めたカランメソッドを「もう一度やってみよう」と再開することにしました。
以前の「早く全攻略しよう」という思考を改め、「質の高いレッスン」を心掛けることにしました。
受講回数を減らしたことで、復習に力を入れることができています。
結果的に、「前回言えなかったことが言えるようになった」と実感する回数も増えています。
まとめ:カランメソッドはついていける!挫折しないペースで進もう
ここまで読んでいただきありがとうございます。
今回は、「カランメソッドについていけず挫折してしまう原因と対策」について解説しました。
最後に、この記事のおさらいです。
- 楽しいとは言えない
- ステージが長い
- 例文が実用的でない
- 復習が疎かになっている
これを乗り越え、継続していくための対策として、次のような行動を心掛けてみましょう。
- 期待値を下げる
- ストレスに感じたら休む
- やめどきを設定しておく
- 試行錯誤を繰り返す
- 他のレッスンと並行する
- レッスン前に復習をする
カランメソッドは特殊でハードなレッスンです。
レッスン中の発話量は、他のレッスンと比べ段違いに多いですし、受講後の疲労感も違います。
しかし、カランメソッドを継続することで、「話す」「聞く」「書く」「読む」の4技能をバランス良く鍛えることができます。
今回ご紹介した、「ネイティブキャンプ」や「QQEnglish」では、カランメソッドが無料で体験できます。
これからカランメソッドを始めようか検討中の方は、この機会にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
ということで、今回は以上です。
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