なぜオンライン英会話にはフィリピン人講師が多い？ネイティブ英語との違いを徹底比較

こんにちは、さわでぃです。

オンライン英会話をスタートして最初に気付くのが、「フィリピン人講師多くない？」だと思います。

僕自身、「英会話といえば、ネイティブ講師から教わるもの」という先入観があったので、正直驚きでした。

オンライン英会話には、非常に多くの講師が在籍していますが、その７割ほどがフィリピン人講師です。

一番の理由は、「人件費の安さ」が考えられます。

しかし、僕自身がオンライン英会話を経験し、人件費以外にも様々な理由があることを知りました。

そこで、今回は「なぜフィリピン人講師が多いの？」というテーマで解説しつつ、ネイティブ英語との違いについても比較していきます。

少し補足ですが、ネイティブとは、英語を母国語としている講師のことです。

世界には、英語ネイティブの国がいくつかあります。

例えば、、、

というように、国によって発音やニュアンスの違いがあります。

では、いきましょう。

オンライン英会話にフィリピン人講師が多いのはなぜ？

フィリピン人講師から英会話を学ぶメリットは、次のとおりです。

レッスン料金が安い

まず１つ目の理由は、英会話レッスンを安く提供できるためです。

その背景には、人件費が日本よりも安いことが関係しています。

そのため、「英語力の高い講師を多く採用しやすい」という大きなメリットがあります。

フィリピン人講師の特徴として、価格に見合わないほど質の高いレッスンが受けられることも稀ではありません。

加えて、質の高いレッスンが月額8,000円以内で受けられる場合がほとんどです。

英語力が世界でトップクラス

２つ目の理由は、フィリピンの英語力は世界的に見てもレベルが高いということです。

なぜなら、フィリピンでは英語が公用語化されているためです。

そのため、国民のほとんどが日常的に英語を使います。

補足ですが、EFエデュケーシュン・ファースト・ジャパン株式会社は、2023年に世界113ヵ国の英語力調査を実施しました。

調査によると、日本の英語力は、世界113カ国中87位、アジア32ヵ国中15位という結果です。

一方、フィリピンの英語力は、世界ランキング20位、アジア23ヵ国中２位。

アジアではシンガポールに次ぐ英語力です。

この背景には、英語が公用語として使用され、ビジネスにも活かされているということが大きく関係しています。

ホスピタリティが高い

３つ目の理由は、「親切かつ丁寧」であるということです。

フィリピン人講師は、英語を第二言語として習得しているため、言語学習の難しさを理解しています。

そのため、初心者の目線に立った指導ができ、初心者でも安心してレッスンに取り組むことができます。

僕自身、会話スピードを合わせてくれたり、分かりやすい言葉に置き換えてくれるなど、最高の気配りで受講しています。

このような指導は、分かりやすいだけでなく、学習者のモチベーションにも良い影響を与えてくれます。

日本人が学びやすい

４つ目の理由は、「話しやすい雰囲気がある」ということです。

おそらくこれは、「顔が似ている」ということが理由かもしれません。

僕自身、「友達に似ている」とか「親戚のおばちゃんに似ている」という講師に巡り会うことが多々あります。

「外国人を前にすると緊張する」という人も、見慣れている雰囲気なら心地よく学べるかもしれません。

日本が好きな講師が多い

フィリピンは世界有数の親日国家です。

そのため、日本に対して悪いイメージを持つ人は少ないようです。

担当してくれる講師の中には、日本に友人や知人がいるケースも多々あります。

レッスンでは、日本のアニメや観光地の話をするとたいてい盛り上がります。

日本食が好きな方も多くいらっしゃるので、「寿司、ラーメン、おせち料理」などのワードから話が発展することもよくあります。

フィリピン人講師から英語を学ぶ３つのデメリット

フィリピン人講師から英会話を学ぶデメリットは、次のとおりです。

ネイティブではない

デメリットの１つ目は、「英語ネイティブではない」ということです。

フィリピンでは、英語が公用語化されていることから「英語ネイティブの国」だと認識している人もいます。

しかし、フィリピンで使われている英語は第二言語です。

そのため、アメリカ人やオーストラリア人のような、「ナチュラルな発音や表現」に触れる機会は当然少なくなります。

自国の訛りがある

デメリットの２つ目は、「独特の訛りがある」ということです。

これは、おそらく母国語「タガログ語」が影響しているためです。

例えば、フィリピンでは「aren’t」を「アレント」と発音することもあります。

僕自身、ネイティブとの会話中「アレント」と発音し、「アレントじゃないよ」と指摘されたことがあります。

このように訛りのある英語を話す講師もいますが、フィリピンは、英語力が高い国として評価されています。

ほとんどの講師が綺麗なアメリカ英語を話すため、「訛り」はそこまで気にならない！

意外かもしれませんが、各国の訛りに触れることは英会話の楽しさに繋がり、多様性を感じられるものです。

通信がやや不安定

オンライン英会話は通信に依存します。

そのため、レッスン中に接続が悪くなることも考えられます。

フィリピンの通信は、日本などの先進国に比べると、「やや不安定」というのが現状です。

特に、講師が在宅からレッスンを提供している場合に接続トラブルの頻度が高くなりがちです。

僕自身、一時期接続トラブルが頻発した時期はがあったため、QQEnglishというオンライン英会話に乗り換えました。

「接続が不安定なのは絶対イヤ」という場合は、QQEnglishがおすすめです。

QQEnglishでは、高速回線を設置した自社オフィスから全てのレッスンが提供されています。

そのため、常に快適な通信環境でレッスンが受けられるようになっています。

フィリピン人講師では学べないネイティブ英語とは？

ネイティブ講師から学ぶメリットは、次のとおりです。

ナチュラルな英語が学べる

ネイティブ講師から英会話を学ぶことで、本場の英語を身近に体験できます。

例えば、

日本の教育環境では、上記のような少し砕けた表現を学ぶ機会は少ないです。

僕自身、ネイティブとの会話や洋画では、聞いたことのないフレーズに戸惑うことが良くあります。

ガチガチの英会話フレーズではなく、ナチュラルな表現を身につけたい人にはネイティブ講師がおすすめです。

リアルな会話が体験できる

２つ目のメリットは、リアルな英会話体験ができるという点です。

ネイティブ講師が話す英語は、スピード感があり、「聞き取りにくい」という貴重な体験が得られます。

加えて、音の連結や音の脱落など、リスニングに必要なポイントの理解を深めることができます。

「ビジネスで英語を使う機会がある」

「留学前に英会話をしておきたい」

という場合は、実践的な英会話力を高める大きな助けになるかもしれません。

発音が上達する

３つ目のメリットは、発音が上手くなるということです。

これはおそらく、「英語ネイティブのように話したい」という気持ちが一層強くなるからでしょう。

それに加え、ネイティブ講師の細かな指導が合わさり上達が加速します。

僕自身、フィリピン人講師とのレッスンでは、「WORLDの発音上手いね」と褒められることが良くありました。

しかし、ネイティブ講師とのレッスンでは、「WORLDの発音がおかしい」と何度も指摘された経験があります。

これは、外国人が使う日本語の違和感を日本語ネイティブの私達が瞬時に見抜けるような感覚に近いのではないでしょうか。

「発音を効率良く伸ばしたい」という場合は、ネイティブ講師から学ぶことをおすすめします。

フィリピン人講師にはないネイティブ講師のデメリット

ネイティブ講師から学ぶデメリットは、次のとおりです。

受講料が高い

１つ目のデメリットは、「受講料が高い」ということです。

ネイティブ講師とのレッスンは、「１レッスン1,000円程度」という場合がほとんどです。

仮に、ネイティブ講師から毎日レッスンを受けた場合、月に30,000円かかってしまう計算になります。

「価格に見合う効果が得られるかは本人次第」ということを考えると、人によってはコスパが悪くなるかもしれません。

もし、「ネイティブ講師からコスパ良く学びたい」と考えているならネイティブキャンプがおすすめです。

ネイティブキャンプなら、月額17,280円でネイティブ講師とのレッスンが受け放題で受講できます。

リスニングが難しい

２つ目のデメリットは、リスニングが少し難しいという点です。

なぜなら、

上記の４つが揃うためです。

受講者のレベルに合わせて会話速度を調整してくれますが、「ナチュラルすぎて聞き取りにくい」という印象があります。

僕が英会話を始めた頃は、ネイティブのスピード感に圧倒され、まともに会話ができなかった経験が多々あります。

「英会話初心者からスタートする」という場合は、日本人講師やフィリピン人講師がおすすめです。

教え方が上手いとは限らない

デメリットの３つ目は、「ネイティブ講師＝上手に教えてくれる」とは限らないということです。

なぜなら、英語を自然に身につけているため、学習者が苦手とする部分を上手く解釈できない場合があるためです。

これは、「日本人が外国人に日本語文法を上手く教えられるか」をイメージすると分かりやすいかもしれません。

例えば、

僕自身、上記のような微妙な違いを外国人から突然聞かれて説明することはできません。

世の中、「ネイティブだから何でも分かるだろう」と思い込んでいる人が多いです。

しかし、第二言語として学んできた英語講師のほうが、オンライン英会話では「教え方が上手」だったりします。

その点で言えば、基礎から英語を学んできたフィリピン人講師の方が、人によっては分かりやすいかもしれません。

補足：フィリピン人講師に英語を学ぶならカランメソッドがおすすめ

「英語ネイティブのスピード感ある会話に対応できるようになりたい」という場合は、カランメソッドがおすすめです。

このトレーニングは、「英語脳」を徹底的に鍛えることができ、会話の瞬発力が強化できます。

英語脳とは、「英語を英語で理解できるスキル」のことです。

カランメソッドレッスンの流れは下記のとおりです。

レッスンの大半が、上記①〜③をひたすら繰り返すトレーニングとなります。

僕自身、カランメソッドを受講したことで「返答速度」、「文章構成力」、「発音」の向上を実感しています。

英語ネイティブとの会話を想定したレッスンであるため、「会話になるとついていけない」という人にうってつけの学習法です。

カランメソッドが学べるオンライン英会話は、QQEnglishやネイティブキャンプが有名です。

	NativeCamp	QQEnglish
回数プラン	【月８回】 5,480円	【月４回】 2,980円 【月８回】 4,980円 【月16回】 7,980円 【月30回】 11,980円
受け放題プラン	【プレミアム】 7,480円 【ネイティブ】 17,280円 【カランメソッド】 12,380円	ー
短時間プラン	【１日10分】 2,980円	ー
開講時間	24時間	24時間
レッスン時間	５〜25分	25分
講師の国籍	120ヶ国以上	フィリピン
フィリピン講師	5,000名以上	約1,500名
ネイティブ講師	3,000名以上	ー
日本人講師	800名以上	ー
講師の勤務場所	在宅／オフィス	オフィス
カランメソッド	正式認定校	正式認定校
無料体験	７日間	２回
公式サイト	NativeCamp.	QQEnglish

QQEnglishは、フィリピン人講師のオンライン英会話です。

「ネイティブや世界中のから学びたい」という場合は、ネイティブキャンプ一択となります。

まとめ：オンライン英会話初心者はフィリピン人講師がおすすめ！

ここまで読んでいただきありがとうございます。

今回は、「なぜオンライン英会話にはフィリピン人講師が多い？」というテーマで解説しました。

同時に、ネイティブ講師との違いについても理解していただけたのではないでしょうか。

最後に、記事のおさらいです。

今回ご紹介した、ネイティブキャンプとQQEnglishには、無料レッスンが体験できます。

ネイティブキャンプなら、レッスン受け放題を７日間体験できます。

QQEnglishの２回の無料体験と併せて利用してみてはどうでしょうか。

ということで、今回は以上です。