
オンライン英会話を1年続けたのに、英語が思ったように話せない。どうしたらいい?



「1年やったけど話せない」←おそらく、大半の方が同じ結果です。この記事では、2年、3年と長く継続していける方法をご紹介します!
- オンライン英会話を1年続けてみた僕自身の体験談
- オンライン英会話を1年続けても英語が話せない理由
- オンライン英会話1年目で英語が話せない時の対処法
こんにちは、さわでぃです。
「オンライン英会話を1年継続しているのに、思ったほど話せるようにならない」と悩んでいませんか?
僕自身も、オンライン英会話を5年以上継続していますが、「思ったほど話せないなぁ」と悩んだことが多々あります。
そのままダラダラと続けていては、焦りとモチベーションの低下に繋がるため、早めの対策が必要です。
そこで、この記事では、「オンライン英会話を1年続けたのに話せない原因と対処法」というテーマで解説します。
オンライン英会話を利用中の方、これからオンライン英会話をスタートする方は、ぜひ参考にしてみてください。
では、いきましょう。


- 30代、ごく普通の会社員
- 英会話教室を早々に挫折
- TOEIC385でオンライン英会話に挑戦
- 初回は見事に撃沈
- なんだかんだ5年継続中
- 話した外国人→400人以上
- 100ヶ国以上の講師と話したい
- 初心者向けオンライン英会話に詳しい
- 趣味→料理、読書、筋トレ
結論:オンライン英会話1年目で英語が話せないのはよくあること


さっそく結論ですが、「オンライン英会話を1年継続したけど、思ったほど話せない」というのはよくあることです。
実際に僕自身がそうでした。
1日25分のレッスンを1年継続したところで、おそらくペラペラと英語が話せるレベルには達しません。
1年目でしっかり効果を得るには、留学と同じくらいの時間を英会話に投下する必要があります。
僕の1年目の成果とその後
僕がオンライン英会話を始めた当初は、TOEICスコア385からのスタートでした。
- オンライン英会話歴0年
TOEIC385
会話が成り立たない - オンライン英会話歴1年
TOEICスコア520
自分の意見をかろうじて話せる
イメージとしては、こんな感じです。
ほとんど話せない状態からのスタートでしたので、初めの頃は「受講するだけで精一杯」という感じで消耗していました。
とはいえ、継続は力なりということもあり、、、
めちゃくちゃ頑張る→ちょっと疲れる→焦りを感じる→頑張る→ちょっと話せる→リスニングで苦戦→TOEICを受験→課題の発見→思ったより伸びない→予習復習も頑張る→ちょっと伸びた感じ
こんな感じで、壁にぶち当たりながら試行錯誤を続け、成長しています。
スグに話せる奇跡はない
書店などを巡っていると、「3ヶ月でペラペラ話せる」という即効性のあるタイトルが目立ちますが、あれは奇跡です。
仮に話せるようになったとしても、一時的な詰め込み作業で、その後、消耗して英語が嫌になってしまうことでしょう。
良い面だけで判断するのは、かなり危険なことでして、本質を理解しておくことが大切です。
「この1年で話せるようになる」ではなく、日本語のように「毎日毎日英語を使い続ける」ということが最も近道なのです。
3ヶ月である程度話せる?
スグにペラペラ話せないとしても、「簡単な英語を使って少し会話ができる」程度なら、3ヶ月で達成可能です。
なぜなら、日本人は既に実用的な文法や単語を学生時代に学んでいるからです。
カタコトに近いレベルかもしれませんが、外国人との会話は成立します。
僕自身、中学で学んだことを3ヶ月間「復習+アウトプット」をやり込んだ結果、自己紹介や趣味といった身近な会話ができるようになりました。
僕が、3ヶ月で行った学習法については、「3ヶ月集中!英語は話せる?留学なしでオンライン英会話を活用した結果」の記事を参考にしてみてください。
オンライン英会話を1年やっても思ったほど英語が話せるようにならなかった5つの理由


僕自身のオンライン英会話1年目の成果は、「簡単な英語表現は理解しているものの、思ったほど話せない」という結果でした。



つまり、3ヶ月目の自分と比較して「それほどレベルが変わっていなかった」と言うことです。
伸び悩んだ原因として考えられることは、下記のとおりです。
- 受講して満足していた
- 受け身で受講していた
- 受講頻度が落ちた
- 自主学習が不足していた
- 何度か諦めそうになった
受講して満足していた
レッスン受講後は、「今日は学んだ!」という達成感があるものですが、まだまだ学習量が足りません。
レッスンでは、「発音できなかった単語」や「思うように話せなかった」など、何かしら課題があるはすです。
「毎日受講しているから大丈夫」と満足するのではなく、レッスンごとの振り返りは大切です。
日々の試行錯誤によって、ゆっくりとその効果が現れてきます。
受け身で受講していた
英語でうまく表現ができない時期は、どうしても発話量が少なくなってしまいがちです。
僕自身、英会話に慣れるまで「講師に全部お任せ!」という状態で受講していました。



オンライン英会話1年目は、疑問があっても「何て答えればいいか分からないし、まあいいか」とスルーすることがよくありました。
しかし、僕自身「このままではよくない」と思ったので、
質問をしたり、自分がやりたいことを提示するなど、積極的にレッスンに参加したことで、学んだ知識が徐々に血肉となっていきました。
英語は、「レッスン中にどれだけ話せたか」で、その後の成長スピードが変わってきます。
僕自身、英会話の瞬発力を高めるために、「カランメソッド」や「REMS」というレッスンをやり込みました。
他のレッスンに比べて発話量が圧倒的に多く、積極的に学べるので、「本気で英語が話せるようになりたい」という人にかなりおすすめですよ。
受講頻度が落ちた
オンライン英会話は、受講回数を自由に調整できることが魅力ですが、それはデメリットでもあります。
なぜなら、「仕事の疲れ」や「食事の誘い」を言い訳に、レッスンを簡単に後回しできてしまうからです。
僕自身、オンライン英会話をほぼ毎日受講していたのですが、仕事の繁忙期や飲み会が重なり、週1ペースまで落ちた時期があります。
受講ペースが乱れてしまうと、「中だるみ」のような気分になりますし、「明日も頑張ろう!」というやる気が湧いてこないんですよね。
僕自身のちょっとした反省点は、「毎日受講するよりも、週3回くらいの方がサイクルが回しやすい」ということです。
毎日受講を習慣にしてしまうと、知らず知らずのうちに「義務感」がかなり強くなってしまうので、「1回休むとやる気が落ちやすい」という傾向があります。



「せっかく毎日続けていたのに!」という連続記録が途切れるダメージといった感じです。
なので、普段から無理のないペースでレッスンに取り組むほうが気持ちに余裕が持てるので、たとえ受講サイクルが乱れても焦らずに続けやすくなりますよ!
自主学習が不足していた
以前の僕は、「受講していればそのうち上達するだろう」と過信していました。
つまり、自主学習をやらない理由を作っていたということです。
- 話すことを事前にまとめていない
- レッスン教材をチェックせず受講
- レッスン後の復習はやらない
という感じで、予習・復習をあまりしていなかったので、講師から毎回同じようなことを指摘されることが多かったですね。



当然ながら、学習効果はイマイチでした。
オンライン英会話のレッスンはわずか25分ですが、「文法」「発音」「語彙」など、学ぶことはたくさんあります。
どれだけ高品質なレッスンを受けたとしても、振り返りをしなければ学んだことはすぐに忘れてしまうので、受講前後の自主学習は欠かせませんね!
何度か諦めそうになった
僕自身、最初の半年は精力的にオンライン英会話に取り組んでいました。
しかし、半年が過ぎた頃から「日本にいながら英会話を身に付けるのは難しい」と思い始め、半ば諦めかけていました。
そして、1年が経過した頃、「思うように話せないし、もうやめようかな」と自己嫌悪に陥ることに。
しかし振り返ってみると、当初は「とりあえずレッスンを受けていれば英語は話せるようになるだろう」という安易な考えがありました。



それが事実なら、みんな話せるようになっていますよね。
そしてある日、英語学習を続けることに不安を感じ、担当講師(確か、南アフリカのネイティブの先生)に相談したところ、「英語は細く長く続けなさい」と声をかけてもらいました。
その言葉が心に残り、以来「焦らず、少しづつ前に進めばいい」というスタンスで、無理なく続けるようにしています。
オンライン英会話を1年続けても「英語が話せない」と感じた時にやること


「オンライン英会話を1年続けたけど、なかなか話せない」という方向けに、実際に僕自身がやってきた5つの対処法をご紹介します。
- 基礎をやり直す
- 受講頻度を見直す
- 教材内容を見直す
- 試験を受けてみる
- 周りに公言する
- 魔法を否定する
基礎をやり直す
「1年間オンライン英会話を継続しているのに、思うように話せない」という場合は、そもそも文法や語彙などの基礎力が低下しているのかもしれません。



語彙や文法は使わないと忘れてしまうので、もう一度「中学文法のおさらい」をしてみましょう!
「どんな教材を使っていいか分からない」という方は、「一億人の英文法」がおすすめです。
文例が実用的なので、「話すための文法書」として大活躍します!
受講頻度を見直す
2つ目は、受講頻度を見直してみましょう。
例えば、週1回のレッスンなら、週3回に増やしてみるといった具合です。
受講回数を増やすことで、試行錯誤の機会が増えるため、課題発見と克服のチャンスが増えます。
また、「毎日受講しているけど、予習復習ができていない」という場合は、受講頻度を少なくするということも検討してください。



「なにがなんでも毎日やる!」ということに意識が集中し、1レッスンの質が下がってしまうかもしれません。
僕自身、「最近レッスン効果がイマイチかも」という時は、受講数をあえて減らし、自主学習の機会を増やすようにしています。
単純なことですが、学習効率はこれでだいたい上がりますよ!
教材内容を見直す
「オンライン英会話を1年やってるけど、期待したほど話せない」という場合、普段使っているレッスン教材を見直したほうがいいかもしれません。
なぜなら、自身のレベルに見合わない教材を選択している可能性があるためです。
- 「人気レッスン」という理由で上級者向けの教材を使っている
- 基礎知識はあるのに、不安だからと文法レッスンばかり受講している
上記のような受講スタイルでは、学習効果が低くなりがちで、伸び悩む可能性が高いです。



僕自身、1年目の前半は文法レッスンばかり受講していたため「英語で自分の意見を伝える練習」はほぼできていませんでした。
レッスンを受講していくうちに英会話のコツや苦手分野が分かってくるため、教材の定期的な見直しは必須です。
試験を受けてみる
オンライン英会話でのレッスン効果確認のためにも、TOEICなどの試験にチャレンジしてみることもおすすめです。



試験に申し込むことで、「苦手分野の明確化」などの課題の発見につながり、学習のモチベーションが維持しやすいですよ!
例えば、TOEICスピーキングテストを1ヶ月前に申し込んだ場合、
- 伝え方を試行錯誤する
- 語彙や文法を確認する
- 正しい発音に意識が向く
など、やるべきことが明確になり、レッスンの集中度合いも変わってきます。
そして、これまでの試験対策で学んだことが、英会話学習にじわじわと効いてくるので、「とりあえず申し込む!」というところから始めてみてはどうでしょうか。
僕の受験したTOEICスピーキングテストは、「話す」「伝える」に特化した試験なので、オンライン英会話で学んだ経験がそのまま試せます。
興味があれば、ぜひチャレンジしてみてください!
周りに公言する
「英会話をこっそりやっている」という人も多いと思います。
しかし、周りに公言したほうが、「周りに知られている」という程よいプレッシャーがあり、モチベーション維持にも繋がります。
例えば、「お酒やめたんだ」と周りに言いふらしたとしましょう。
そして、飲み会でお酒を注文した瞬間に「あれ?お酒やめたんじゃないの?」と、周りの誰かがきっと反応するはずです。
「オンライン英会話を毎日やってるんだ」と周りに公言しておけば、
「やめたくてもやめられない」
「ある程度結果を出さないと」
という環境に身を置くことができます。
魔法を否定する
世の中、「短期間でネイティブ並みに上達」とか「これさえ覚えればペラペラ話せる」といった情報が溢れています。
これを鵜呑みにしまう人も少なくありません。
しかし、僕自身の経験から「英語マジック」のようなものは、存在しません。



以前の僕は信じていましたが、そんな夢のような魔法にかかることは一度もありませんでした。
焦りや不安がある時こそ、「すぐに上達!」などの魅力あるキャッチコピーに惹かれてしまうものです。
しかしそれは、英会話初心者にはおそらく、無関係なモノです。
今、英語が話せる人は地道に努力し続けてきた人であって、近道なんてなかったはずです。
諦めずに継続してきたからこそ今があるわけで、今でも努力し続けているはずです。
おそらく大半の人が、「魔法を信じたが故に、早々に学びを諦めていく」だと思います。
僕は、「魔法を否定し、コツコツ学ぶ」の一点張りで5年間継続しています。
オンライン英会話を1年続けても英語が話せない理由と対策まとめ


ここまで読んでいただきありがとうございます。
オンライン英会話1年目でスラスラと話せるようになるには、ただただ継続するだけでは不十分です。



インプットとアウトプットのバランス。そして、日々の試行錯誤の積み重ねが大切です!
最後に、この記事のおさらいです。
- 受講して満足してしまう
- 受け身で受講している
- 受講頻度が少ない
- 自主学習が不足
- 半ば諦めている
- 受講頻度を見直す
- 教材内容を見直す
- 試験にチャレンジ
- 周りに公言してみる
- 魔法を否定する
英会話上達の鍵は、「継続」と「試行錯誤」です。
「オンライン英会話を1年利用したけど、英語が全然話せない」なら、原因と自信の行動を知り、対処法を実行していきましょう。
僕自身も、まだまだ未熟です。
ともに成長の階段を上っていきましょう。
ということで、今回は以上です。
「英語が話せるようになりたい」という人に読んで欲しい記事はこちら
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